芦屋競艇場は、淡水のプール型水面が特徴じゃ。また、朝から楽しめるモーニングレースも開催している。サンライズレースでは、水面に加えて選手の組み合わせにも注目しよう。

「芦屋はインが強い」と覚えるだけでは、レースごとの違いを見落としてしまう。この記事では、水面・風・番組編成を分けて説明するぞ。最後に、公式情報を確認する順番も紹介する。

芦屋競艇場は淡水のプール型水面

芦屋の公式サイトは、水質を淡水、流れ・水位変化を「なし」と案内している。基本情報は水面特性・進入コース別情報で確認できるぞ。

近くにある若松は海水の水面じゃ。距離が近いからといって、同じ見方をそのまま使わないようにしよう。芦屋では、まず当日の風や波、各艇の展示を確かめたい。

葦の群生が波を抑える役割を持つ

BOAT RACE公式は、1マークのバック側にある葦の群生を紹介している。波を抑える働きがあるという説明じゃ。詳しくは芦屋ボートレース場の紹介を参照してほしい。

ただし、走りやすい水面という特徴は、いつでも無風という意味ではない。穏やかな日でも、艇が走れば引き波ができる。水面の特徴と、目の前のレースの状態は分けて見よう。

サンライズレースは選手の組み合わせを確認する

芦屋には、選手の級別などを条件にした企画レースがある。例えば、1RのサンライズV戦は1号艇がA級じゃ。ほかの5艇はB級で編成される。詳しい条件は、公式の企画番組の案内で確認しよう。

一方、2RのサンライズW戦は1・4号艇がA級じゃ。ほかの4艇にはB級選手が入る。つまり、前半レースでもA級選手の位置は同じではない。そのため、レース名だけでなく出走表の顔ぶれも確認しよう。

この企画番組はGⅡ以上のレースを除く。また、選手のあっせん状況などによって編成が変わる場合もある。必ず当日の出走表と案内を優先するのじゃ。

甘くち助手
甘くち助手解説アシスタント
A級選手が1号艇なら、その艇が必ず勝ちますか?
甘口ハカセ
甘口ハカセ競艇解説者
級別は比較の材料じゃが、着順の保証ではないぞ。相手の選手、モーター、展示も確認しよう。番組の特徴と勝敗の予想は分けて考えるのじゃ。

進入固定の表示も確認する

企画番組の案内には、4Rと7Rの進入固定レースも載っている。進入固定かどうかは、スタートまでの並びを見るうえで大切じゃ。当日の出走表にある表示も合わせて確認しよう。

A1・A2・B1・B2の違いが分からない場合もあるじゃろう。その場合は、競艇の級別の違いを先に読んでみよう。級別を知ったうえで、同じレースの選手を比べるのじゃ。

芦屋の風は対象レースの直前情報を見る

「朝の開催だから風は弱い」と決めつけるのは避けよう。天気予報は準備に役立つが、レース直前の観測とは別の情報じゃ。まず対象レースの風向き・風速・波の高さを確かめたい。

風と水面を観察するための双眼鏡とノート
対象レースの直前情報と展示を確認しよう。説明用イラスト。

次に、展示映像で艇の動きを見る。まず、ターンで大きく外へ膨らんでいないかを確かめよう。続いて、回った後の進み方も観察する。こうすると、タイムの数字だけでは見えない違いも探しやすい。

ただし、映像だけで動きの原因までは断定できない。風の影響なのか、操縦や調整によるものかは区別が難しいからじゃ。見えた動きと、その理由の推測を分けてメモしておこう。

インの成績は集計期間と番組編成を分けて読む

公式の水面データには、コース別の入着率や決まり手が載っている。最初に見るのは、数字の大きさより集計期間じゃ。最近のデータと季節別データでは、対象となるレースが異なる。

また、水面紹介の解説文と統計表で、情報の時点が違うこともある。古い解説にある割合や企画番組を、現在の条件として使わないようにしたい。企画番組は専用ページ、直近の成績は期間付きの表で確認しよう。

1着率と決まり手の割合は別の数字

1着率は、対象コースから出走した艇が1着になった割合じゃ。一方、コース別決まり手は、そのコースから勝ったときの勝ち方を示す。表の見出しを読み、何を全体とした割合なのかを確認しよう。

例えば、あるコースで10回勝ったとしよう。そのうち9回が逃げだった、という説明用の架空例じゃ。この場合、勝利に占める逃げの割合は90%になる。ただし、出走全体の90%で勝ったという意味ではない。

さらに、企画レースの選手構成も成績に関係する。全レースをまとめた割合には、水面と選手の両方が関係する。その数字だけで、それぞれの影響を切り分けるのは難しい。だからこそ、次の一戦を見るときは実際の出走表に戻ろう。

甘くち助手
甘くち助手解説アシスタント
1コースの成績がよければ、1号艇の数字として読んでよいですか?
甘口ハカセ
甘口ハカセ競艇解説者
枠番と進入コースは別じゃ。1号艇は艇の番号、1コースはスタート時の位置を指すぞ。表がどちらを集計したものか、見出しを確かめよう。

芦屋のレース前に確認する5つの項目

  • 開催日程と対象レースの締切予定時刻を確認する。
  • 出走表で級別の配置と企画レースの条件を見る。
  • 進入固定の有無と、展示での進入を確認する。
  • 直前の風・波と展示映像を確認する。
  • モーター成績や選手情報と照らし合わせる。

開催時間は芦屋公式の開催日程と当日の出走表で確認しよう。本場で走るレースと、場外発売の案内を取り違えないことも大切じゃ。

モーターの数字を読むときは、モーター番号・2連対率・展示の見方も参考になるぞ。芦屋の一般的な特徴だけで結論を出さず、各艇の情報を重ねていこう。

芦屋競艇場の特徴についてよくある疑問

芦屋では満潮・干潮を調べる必要がある?

公式の水面特性では、流れ・水位変化はないとされている。海水面の若松と同じように、潮見表を中心に考える必要はないぞ。まず芦屋の直前情報と展示を確認しよう。

モーニングなら毎回同じ時刻に始まる?

開催名だけで開始時刻を決めつけないようにしよう。その節の開催案内と、当日の出走表を確認するのじゃ。以前見た時刻を覚えていても、観戦前にもう一度確かめたい。

まとめ

芦屋を見るときは、淡水の水面と企画レースの編成を分けて整理しよう。次に、風・波・展示から対象レースの状態を確かめる。また、成績表では集計期間と項目の意味を確かめたい。そのうえで、当日の出走表と組み合わせて使うのじゃ。