競艇の舟券は、単勝・複勝・2連単・2連複・拡連複・3連単・3連複の7種類です。違いを整理するポイントは2つです。一つは「何着まで当てるか」、もう一つは「着順を指定するか」です。

まず、7種類の的中条件と組み合わせ数を一覧で確認します。その後、似ている券種を見分ける方法を解説します。買い目を増やす前に、まず自分が選んだ舟券の的中条件を確認しましょう。

競艇の舟券は全部で7種類

BOAT RACE公式では、舟券の正式名称を「勝舟投票券」としています。7種類は次のとおりです。

舟券の種類的中条件全組み合わせ数着順指定
単勝1着になる1艇を当てる6通り必要
複勝選んだ1艇が1着または2着に入る6通り不要
2連単1着と2着を順番どおり当てる30通り必要
2連複1着と2着になる2艇を当てる15通り不要
拡連複選んだ2艇がともに3着以内に入る15通り不要
3連単1着から3着までを順番どおり当てる120通り必要
3連複1着から3着になる3艇を当てる20通り不要

組み合わせ数は、6艇で走る通常のレースで全通りを1点ずつ数えた場合です。ただし、組み合わせ数だけでは配当や当たりやすさを判断できません。実際のオッズは舟券の売れ方によって変わります。

単勝・複勝は1艇を選ぶ

単勝は1着になる艇を1艇選びます。一方、複勝は選んだ1艇が1着か2着に入れば的中です。同じ1艇を選ぶ舟券でも、的中条件の幅が違います。

2連単・2連複・拡連複は2艇を選ぶ

2連単は1着と2着の順序まで当てます。それに対して、2連複は選んだ2艇が1着と2着に入れば的中です。順番は問いません。拡連複はさらに範囲が広く、選んだ2艇がどちらも3着以内なら的中します。

3連単・3連複は3艇を選ぶ

3連単は1着・2着・3着を順番どおりに当てます。一方、3連複は選んだ3艇が3着以内に入れば的中です。並び順は問いません。選んだ艇が同じでも、着順が入れ替わったときの扱いが異なります。

「着順どおり」と「順不同」の違い

1・2・3の順序指定と順不同を比較した図

左は着順指定、右は同じ艇の組み合わせを当てる順不同のイメージです。

名前の「単」は着順指定、「複」は原則として順不同を表します。ただし、複勝は2艇の組み合わせを買う券種ではありません。選んだ1艇が2着までに入るかを当てる舟券です。

甘くち助手
甘くち助手解説アシスタント
1・2・3号艇を選んだ場合、3連単と3連複は同じ舟券ではないのですか?
甘口ハカセ
甘口ハカセ競艇解説者
違うぞ。3連単の「1-2-3」はその着順で入る必要がある。3連複なら1・2・3号艇が3着以内に入れば、順番が変わっても的中じゃ。

2連単と2連複の見分け方

例えば1号艇と2号艇を選ぶとします。2連単の「1-2」は1号艇が1着、2号艇が2着で的中です。「2-1」なら別の買い目です。2連複の「1=2」は、1号艇と2号艇が1・2着を占めれば順番を問いません。

3連単と3連複の見分け方

3連単の「1-2-3」と「1-3-2」は別の買い目です。一方、3連複で1・2・3号艇を選んだ場合は、3艇が3着以内に入れば並び順を問いません。着順まで予想できているかどうかで、選ぶ券種が変わります。

目的から舟券の種類を選ぶ考え方

初心者向けの券種を一つに決めつけることはできません。何を予想できているか、何を確認したいかで考えると選びやすくなります。

  • 1着になる艇だけを予想したい:単勝
  • 選んだ1艇が上位に入るかを見たい:複勝
  • 1・2着の順番まで予想したい:2連単
  • 1・2着になる2艇は読めるが順番は迷う:2連複
  • 選んだ2艇が3着以内に入るかを見たい:拡連複
  • 1〜3着の順番まで予想したい:3連単
  • 上位3艇は読めるが順番は迷う:3連複

券種を変えると的中条件もオッズも変わります。「当てやすそう」という印象だけで決めず、購入前にオッズと合計購入額を確認してください。買い目を広げると、的中する範囲が増えます。ただし、購入額も増える点に注意しましょう。その結果、当たっても赤字になるトリガミには注意が必要です。

甘くち助手
甘くち助手解説アシスタント
最初は、組み合わせ数が少ない舟券を選べばよいですか?
甘口ハカセ
甘口ハカセ競艇解説者
組み合わせ数だけでは決められないぞ。自分がどこまで着順を予想できたか、合計購入額とオッズが見合うかを確認するのじゃ。

舟券の種類と「流し・ボックス」は別の話

単勝や3連単などは「券種」です。流し・ボックス・フォーメーションは、複数の買い目を組み立てる方法です。例えば3連単を選んだ後に、1着を固定して相手を広げる方法が流しです。それに対して、選んだ艇の並びをまとめて買う方法がボックスです。

つまり、先に「どの着順まで当てるか」を決めて券種を選び、その後で買い目の組み方を決めます。ここを分けて考えると、必要以上に点数が増えるのを防ぎやすくなります。

舟券を買う前に確認したい基本ルール

舟券は100円から購入できます。ただし、購入できるのは20歳以上です。購入場所は、競艇場やボートレースチケットショップなどです。また、テレボートに加入するとスマートフォンやパソコンからも買えます。

購入前には、競艇場、レース番号、券種、艇番、金額、締切時刻を確認します。特に2連単と2連複、3連単と3連複は名前が似ているため、着順指定の有無を見直しましょう。無理のない資金の範囲で楽しむことも大切です。

舟券の種類についてよくある質問

舟券は何種類ありますか?

7種類です。単勝、複勝、2連単、2連複、拡連複、3連単、3連複があります。

拡連複と2連複は何が違いますか?

2連複は、選んだ2艇が1着と2着に入れば的中です。一方、拡連複は選んだ2艇がどちらも3着以内に入れば的中します。どちらも順番は問いませんが、対象となる着順の範囲が違います。

舟券の種類と買い方は同じ意味ですか?

同じではありません。券種は的中条件を表します。一方、流し・ボックス・フォーメーションなどは買い目の組み立て方です。

参考資料

まとめ

競艇の舟券は7種類です。まず「何艇を選ぶか」、次に「着順どおりに当てる必要があるか」を確認すると違いを整理できます。単勝・複勝は1艇、2連単・2連複・拡連複は2艇、3連単・3連複は3艇を選びます。

購入前には券種と買い目を分けて考え、オッズと合計購入額も確認しましょう。的中条件を理解したうえで、無理のない範囲で楽しむことが基本です。