「競艇のスタートって、どういうルールなの?」
「スタート展示は、どこを見ればいいの?」
「STって数字があるけど、何を意味しているの?」
競艇を始めたばかりだと、スタートについて分からないことも多いじゃろう。
競艇のスタートは、ほかの公営競技とは少し違ったフライングスタート方式で行われる。
さらに、スタート前にはコース取りの駆け引きがあり、スタート展示やST(スタートタイミング)を見ることで、本番のレース展開を考える材料にもできるぞ。
そこでこの記事では、競艇初心者のみんなに向けて、
- 競艇のスタートのルール
- スタート位置の決まり方
- スタート展示の見方
- ST(スタートタイミング)の見方
- スタートを予想に活かす方法
を順番に解説していくぞ!
まずは基本的なルールから見ていこう!
この記事でわかること
この記事では、主に次の内容を解説するぞ。
- 競艇のスタートはどんな方式なのか
- フライングと出遅れとは何か
- スタート位置はどうやって決まるのか
- ピットアウトからスタートまでの流れ
- スタート展示で確認したいポイント
- 平均ST・今節STの見方
- スタートを予想するときの考え方
それではここから、競艇初心者のみんなに向けて基礎から順番に解説していくぞ!
競艇のスタートのルールは?
まず覚えておきたいのが、競艇のスタート方式じゃ。
競艇では、ボートをいったん停止させてからスタートするのではなく、**助走をつけながらスタートラインを通過する「フライングスタート方式」**が採用されている。
基本的な流れは、
ピットアウト
→ 待機行動
→ コース取り
→ 助走
→ スタート
という形じゃな。
そして、スタートでは大時計を基準にして、決められた時間内にスタートラインを通過する必要がある。
ここを間違えると「フライング」や「出遅れ」になってしまうぞ。
競艇のスタートで覚えておきたいこと
- 競艇はフライングスタート方式
- 大時計を基準にスタートする
- 早すぎるとフライングになる
- 遅すぎると出遅れになる
ここが競艇のスタートを理解する第一歩じゃぞ!

フライングにならないギリギリのタイミングを狙う必要がある。ここが全種の腕の見せどころなんじゃ。
競艇はフライングスタート方式
競艇のスタートは、助走しながらスタートラインを通過する方式じゃ。
これは、競艇のボートにはブレーキがなく、水面上で止まって待つことができないためじゃな。
選手はピットアウトしたあと、スタートするコースを決め、そこからスタートタイミングに合わせて助走していく。
競艇ではこのスタートタイミングを合わせる技術が非常に重要になるぞ。


スタートが早すぎるとフライング
競艇では、大時計が0を示す前にスタートラインを通過すると、**フライング(F)**となる。
スタートを早く決めればレースでは有利になりやすいが、早すぎればフライングになってしまう。
つまり選手にとっては、
「どこまで攻めるか」
が重要になるわけじゃな。
フライングになると、その選手はそのレースで正常に競走を続けることができず、一定のペナルティも発生する。
また、フライングが発生した場合は舟券の取り扱いにも影響するため、購入した舟券をすぐに捨てないよう注意しておこう。


だから選手は、フライングにならない範囲でできるだけ早くスタートすることを目指しているぞ。
フライングについて詳しく知りたい場合は、関連する解説記事もあわせて読むと理解しやすいじゃろう。
スタートが遅すぎると出遅れ
フライングとは反対に、スタートが遅すぎる場合は**出遅れ(L)**となる。
大時計が0を示してから規定された時間内にスタートラインを通過できない場合がこれにあたる。
出遅れになった選手も、そのレースでは正常な競走を続けることができず、フライングと同様にペナルティの対象となる。


競艇のスタート位置はどうやって決まる?
競艇では、スタートする前にどのコースからスタートするのかを決める動きがある。
ここが競艇初心者には少し分かりにくいところじゃな。
競艇では基本的に1号艇から6号艇までの6艇が出走するが、必ずしも「1号艇=1コース、2号艇=2コース」となるとは限らない。
選手が内側のコースを取りにいくこともあるからじゃ。
このようなスタート前のコース取りを理解しておくと、レース展開も見やすくなるぞ。
スタート位置を決めるまでの流れ
基本的には、
ピットアウト
→ 待機行動
→ コース取り
→ 助走
→ スタート
という流れになる。
特に注目したいのが、ピットアウトから助走を始めるまでの待機行動じゃ。
この間に、選手同士がどのコースに入るのかという駆け引きが行われる。
ピットアウトからコース取りが始まる
6艇がピットを離れることをピットアウトという。
そこから小回り防止ブイや2マークを回り、各艇がスタート位置へ向かっていく。
この間に、選手は自分がスタートしたいコースへ入っていくぞ。
大まかな流れを覚えるなら、
- 6艇がピットアウトする
- 小回り防止ブイを回る
- 2マークを回る
- 各艇がコースに入る
- 助走を始める
- スタートラインを通過する
と覚えておけばOKじゃ。

スタート前のコース取りから、すでにレースの駆け引きは始まっているんじゃ。
待機行動ではルールにも注意
ピットアウトからスタートまでの動きは、待機行動と呼ばれる。
待機行動には細かなルールがあり、ほかの艇の進路を妨害するなど、ルールに違反すれば処分の対象になる場合がある。
初心者のうちは細かなルールをすべて覚える必要はないぞ。
まずは、
「スタート前にもコース取りの駆け引きがある」
と覚えておけば十分じゃ。
コースはどうやって確定する?
コース取りを行ったあと、各艇がスタートへ向けて進んでいく。
ここで重要なのが、どのコースからスタートするのかという点じゃ。
内側のコースを取りたい選手が前づけをする場合もあるため、艇番とコースが一致しないケースもある。
前づけとは?
前づけとは、自分の艇番よりも内側のコースへ入ろうとすることじゃ。
たとえば5号艇の選手が4コースより内側へ入ろうとすれば、前づけをしていることになる。
助手「5号艇だから必ず5コース、というわけではないんですね!」
予想博士「そうじゃ。艇番と実際の進入コースは別物として考えることが大切じゃぞ。」
枠なり進入とは?
一方で、艇番と同じコースに入ることを枠なり進入という。
たとえば、
- 1号艇 → 1コース
- 2号艇 → 2コース
- 3号艇 → 3コース
- 4号艇 → 4コース
- 5号艇 → 5コース
- 6号艇 → 6コース
という形じゃな。
競艇では枠なりになるレースも多いが、選手やレース条件によって進入が変わる場合もある。
だから予想するときには、
「艇番だけを見る」のではなく、「実際にどのコースへ入るのか」を考える
ことが重要なんじゃ。
コース取りと助走距離の関係
ここで、もうひとつ覚えておきたいポイントがある。
それが助走距離じゃ。
内側のコースを取ることができても、スタート前の助走距離が十分に取れない場合がある。
つまり、
内側のコースを取ることだけが正解とは限らない
ということじゃな。


コースを取ることと、スタートしやすい位置を取ることは、必ずしも同じじゃないんですね。

この駆け引きがあるからこそ、競艇ではスタート前の進入にも注目する価値があるのじゃ。
競艇のスタート展示の見方は?
ここからは、初心者にもぜひ覚えてほしいスタート展示についてじゃ。
スタート展示とは、本番のレース前に行われるスタートの練習のこと。
ピットアウトからコース取り、助走、スタートまで、本番に近い動きを確認できるぞ。
スタート展示を見ることで、
- ピット離れ
- コース取り
- スタートのタイミング
- スタート前後の加速感
などをチェックできる。
もちろん、スタート展示と本番がまったく同じになるとは限らない。
じゃが、本番の展開を考える材料としては重要じゃぞ。
スタート展示で見るポイント
初心者は、まず次の3つをチェックしてみよう。
- ピット離れ
- コース取り
- スタート前後の動き
この3つを見るだけでも、レースの見方がかなり変わってくるはずじゃ。
ピット離れの良し悪しを確認する
最初に見るのはピット離れじゃ。
ピット離れとは、ピットから各艇がスタートしていくときの動きのこと。
ほかの艇よりスムーズに出ているのか、それとも少し遅れているのかを見てみよう。


ピット離れが良ければ、ほかの艇より早く動いてコースを取りにいける場合がある。
反対に、ピット離れで遅れると、思っていたコースに入れない可能性も出てくるぞ。
だからスタート展示では、
「この艇はピットからスムーズに出ているか?」
を確認してみよう。
コース取りの動きを確認する
次に見るのが、実際のコース取りじゃ。
出走表を見て、
「この艇は5コースだろう」
と思っていても、スタート展示では違うコースに入っている場合がある。
そのため、
スタート展示で実際にどんな進入になったのか
を確認しておくことが大切じゃ。


スタート前後の加速感を見る
そしてもうひとつ確認したいのが、スタート前後の加速感じゃ。
スタート展示では、STの数字だけを見るのではなく、
「スタートしたあとに艇がどう動いたか」
にも注目してみよう。
たとえば、スタートでは少し遅れているように見えても、スタート後にほかの艇との差を詰めている艇があれば、出足や行き足の状態が良い可能性がある。
逆に、スタート後にほかの艇より下がっているようなら、出足や行き足について慎重に見ておきたい。

数字と実際にの艇の動きをセットで見る。これがポイントじゃ。
競艇のスタートタイミング「ST」とは?
競艇の予想でよく出てくるのが、**ST(スタートタイミング)**じゃ。
STは、大時計の基準からどれくらいのタイミングでスタートしたのかを表す数字。
たとえばSTが0.15なら、基準となるタイミングから0.15秒のタイミングでスタートしたことを表している。
この数字を見ることで、選手のスタート傾向を考える材料になるぞ。
STを見るときに覚えておきたいこと
出走表などでは、選手のスタートについて、
- 平均ST
- 今節ST
などの数字を確認できる。
ただし、STだけで「この選手が必ずスタートを決める」と判断するのは早いぞ。
コースやモーター、展示での動きなど、ほかの情報と合わせて考えることが大切じゃ。
平均STと今節STの違い
まずは、この2つの違いを覚えておこう。
平均ST
これまでのレースなどをもとにした、選手のスタートタイミングの平均値じゃ。
長期的なスタート傾向を見るときの参考になる。
今節ST
その開催節でのスタートタイミングを見るための数字じゃ。
こちらは、
「今回の開催でスタートがどうなのか」
を見る材料になる。


平均STとスタート展示を組み合わせて見る
スタートを予想するときは、平均STだけを見るのではなく、スタート展示と組み合わせる方法もある。
たとえば、
「普段からスタートが早い選手なのか?」
を平均STで確認する。
そのうえで、
「今回の展示でもスタートを合わせているか?」
を確認するわけじゃ。
この2つを見ることで、
普段のスタート力+今回の状態
という視点を持つことができる。
もちろん、展示だけで本番のスタートを断定することはできないぞ。
あくまで予想材料のひとつとして使うのじゃ。
平均STと今節STを比べてみる
もうひとつの見方が、平均STと今節STの比較じゃ。
たとえば、普段の平均STより今回の今節STのほうが早い場合、
「今回の開催ではスタートが合っているのかもしれない」
と考えることができる。
反対に、普段より今節STが遅い場合は、
「今回は少しスタートが合っていないのかな?」
と考えるきっかけになる。
ここでも大切なのは、数字だけで結論を出さないことじゃ。

平均STと今節STを比べて、「なぜ違うんだろう?」と考えてみると、予想が一段深くなるぞ。
フライングもスタート予想の材料になる
スタートを考えるときには、フライングの有無も確認しておきたい。
フライングを経験している選手の場合、その後のレースでスタートに慎重になる可能性もある。
そのため、
平均STが早い=今回も必ず早い
とは限らないのじゃ。
過去のフライング状況や今節のスタート、展示での動きなどをまとめて見ていこう。
ただし、選手によってスタートへの考え方は違うため、フライングの有無だけでスタートを決めつけるのもおすすめできないぞ。
スタートを予想するときは何を見ればいい?


初心者なら、次の順番で確認してみるとよいぞ。
STEP1:進入コースを見る
まずは、
「誰が何コースからスタートしそうか?」
を確認する。
艇番だけではなく、前づけがあるのか、枠なりになりそうなのかを見るのじゃ。
STEP2:平均STを見る
次に、選手が普段どのくらいのスタートをしているのかを確認する。
STEP3:今節STを見る
今回の開催でスタートがどうなのかを確認する。
STEP4:スタート展示を見る
ピット離れや進入、スタート前後の動きを確認する。
STEP5:レース展開を考える
ここまで見たら、
「誰が先にスタートを決めそうか?」
を考えてみよう。
これが、スタート予想の基本じゃ。
競艇のスタートを予想するときの注意点
ここまで読むと、
「STが早い選手を買えばいいんだ!」
と思うかもしれん。
じゃが、それはまだ早いぞ。
競艇のレース結果は、スタートだけで決まるわけではない。
コース、選手の技量、モーター、展示、天候、水面状況など、さまざまな要素が関係する。
さらに、スタート展示と本番で進入やスタートが変わることもある。
だから、
「STが早いから1着」
と単純に決めるのではなく、
「この選手がこのコースから、このタイミングでスタートすると、1マークまでどうなるだろう?」
と考えてみることが大切じゃ。
競艇のスタートについてよくある質問
ここからは、競艇初心者が気になりやすい疑問をまとめておこう。
競艇のスタートが早い選手は?
スタートが早いことで知られている選手として、元原稿では菊地孝平選手や原田幸哉選手が紹介されている。
ただし、選手のスタート成績は時期によって変わるため、現在の数字を確認する場合は最新の公式データを見るようにしよう。
「有名なスタート巧者だから、今回も必ず早い」
と決めつけず、そのレースのデータを見ることが大切じゃぞ。
競艇のスタートが遅い選手は?
選手にはそれぞれスタートの傾向がある。
ただし、「この選手はスタートが遅い」と名前だけで判断するのではなく、最新の平均STや今節STを確認するのがおすすめじゃ。
選手のスタート力は変化することもあるからな。
競艇はスタートで決まる?
スタートは競艇のレース展開を考えるうえで非常に重要じゃ。
しかし、「スタートだけでレースが決まる」わけではないぞ。
スタートで遅れても、1マークのターンや道中の走りで逆転するケースもある。
だから予想するときは、
スタート+1マーク+道中
という流れで考えてみよう。
競艇のスタート順とは?
スタート順は、選手がスタートするタイミングの早さを比較するための指標のひとつじゃ。
数字が小さいほど、スタートで先に出る傾向があると考えられる。
ただし、これも選手のスタートを判断するための材料のひとつ。
コースや展示などと合わせて確認するのじゃ。
競艇のスタートラインはどこ?
スタートラインは水面に目印として線が引かれているわけではない。
大時計などを基準に、選手はスタートラインを通過する。
初心者のうちは、
「大時計を見ながら、各艇がタイミングを合わせてスタートする」
と覚えておけば十分じゃぞ。
競艇のスタートが難しい競艇場は?
競艇場によって水面や風などの特徴が異なるため、スタートのしやすさにも違いが出ることがある。
特に風向きや風の強さが変化しやすい水面では、スタートタイミングの判断も難しくなる。
そのため、競艇場ごとの特徴を知っておくことも予想には役立つぞ。
競艇のスタートを予想に活かす方法
ここまでの内容を使って、実際のレースを見るときの考え方を整理してみよう。
たとえばレースを見るとき、
①進入はどうなる?
↓
②誰が内側のコースを取る?
↓
③スタートが早そうなのは誰?
↓
④スタート展示ではどうだった?
↓
⑤スタート後に伸びている艇は?
↓
⑥その結果、1マークではどんな展開になりそう?
という順番で考えてみる。


スタートはゴールではなく、1マークの展開を考えるための材料として見ると分かりやすいぞ。
これができるようになると、スタート展示を見るときにも、
「この艇はスタートが早い!」
だけではなく、
「この艇がこのコースからスタートを決めたら、1マークでどうなる?」
と考えられるようになる。
ここまで考えられれば、予想の見方もかなり変わってくるはずじゃ。
競艇のスタートまとめ
今回は、競艇のスタートについて初心者向けに解説してきたぞ。
最後に重要なポイントをまとめておこう。
この記事で覚えておきたいこと
- 競艇はフライングスタート方式
- スタート前にはコース取りの駆け引きがある
- 枠なり進入と前づけを覚えておく
- スタート展示ではピット離れや進入を見る
- STは選手のスタート傾向を見る材料
- 平均STと今節STを比較してみる
- STだけでなくスタート後の動きも確認する
- スタートから1マークの展開まで考える


競艇のスタートは、「何秒でスタートしたか」だけを見るものではない。
誰がどのコースに入り、どんな助走をして、どんなスタートを決めそうなのか。
そして、そのスタートによって1マークでどんな展開になるのか。
ここまで考えてみると、レースを見るのがもっと面白くなるぞ!
博士のひとこと
スタート予想を始めるなら、いきなり難しいデータを全部覚える必要はないぞ。
まずは、
「進入はどうなりそう?」
「スタートが早そうなのは誰?」
「スタート展示ではどうだった?」
この3つを確認してみよう。
そして慣れてきたら、平均STや今節ST、ピット離れ、スタート後の加速感など、見るポイントを少しずつ増やしていけばよい。
競艇の予想は、ひとつの数字だけで答えを出すものではない。
いくつかの情報を組み合わせて、「このレースはどうなりそうか?」を考えることが大切なんじゃ。
まずは次に見るレースで、スタート展示を意識して見てみるのじゃ。
きっと、これまでとは違ったレースの見え方をするはずじゃぞ!