「競艇を見てみたいけど、ルールがよくわからない……」
「スタート前にボートが動いているけど、何をしているの?」
「フライングって、どういう状態なの?」
そんな競艇初心者のみんなのために、この記事では競艇(ボートレース)の基本的なルールをわかりやすく解説していくぞ!
競艇は、基本的に6艇でレースを行い、スタート後にコースを3周して着順を競う競技じゃ。
ただし、レースが始まる前にも「待機行動」や「コース取り」といった駆け引きがある。
さらに、スタートには「フライングスタート方式」が採用されており、選手は決められた時間内にスタートラインを通過しなければならない。
ここを知っておくと、今まで何となく見ていたレースも、かなり面白く見えてくるぞ!

スタート前にもいろいろなルールがあるんですね。

コース取りや助走距離、スタートタイミングを見ると、予想するときにも役立つぞ!
この記事では、初心者がまず覚えておきたい競艇のルールを順番に解説していくぞ。
この記事でわかる競艇の基本ルール
まずは、この記事で覚えてほしいポイントを確認しておこう!
- 競艇は基本的に6艇で行われる
- スタート後はコースを3周してゴールする
- 1つの開催期間を「節」という
- 選手にはA1・A2・B1・B2の級別がある
- モーターは節ごとに抽選で決まる
- スタート前にはコース取りが行われる
- スタートはフライングスタート方式
- フライングや出遅れになると欠場扱いになる
- レース中は他艇を妨害してはいけない
- 公式ルールとは別に、選手間で守られてきた慣習もある
全部を一度に覚える必要はないぞ。
まずは**「6艇で走る」「コース取りがある」「フライングスタート方式」**の3つを覚えておけば十分じゃ。
競艇の基本的なルールは?
競艇は、基本的に6艇でレースを行う。
スタートした後は第1ターンマークと第2ターンマークを回りながらコースを3周し、最初にゴールした艇が1着となる。
そして、1日の開催では複数のレースが行われ、開催期間全体を「節(せつ)」と呼ぶ。
節の中では、予選から準優勝戦、優勝戦へと進んでいく開催もあるぞ。
まずは、レースそのものの基本から見ていこう!
競艇は基本的に6艇で行われる
競艇の大きな特徴のひとつが、基本的に6艇でレースを行うことじゃ。
レースでは1号艇から6号艇までが出走し、それぞれ艇番によって色が決まっている。
| 艇番 | 色 |
|---|---|
| 1号艇 | 白 |
| 2号艇 | 黒 |
| 3号艇 | 赤 |
| 4号艇 | 青 |
| 5号艇 | 黄 |
| 6号艇 | 緑 |
テレビやネットでレースを見るときは、艇番だけでなく色も一緒に覚えておくと、どの艇がどこを走っているのか追いやすくなるぞ。

これならレース映像を見ながらでも選手を見分けやすそうです!

まずは「艇番=色」を覚えておくと、レースを見るときの基本になるぞ。
なお、欠場などがあれば6艇ではないケースもあるため、実際の出走表は確認しておこう。
スタートから3周したらゴール
競艇の基本的な流れは、
ピットアウト → コース取り → スタート → ターンマークを旋回 → 3周 → ゴール
となる。
スタート後は第1ターンマーク、第2ターンマークを順番に回り、これを3周するぞ。
ここで初心者に覚えてほしいのが、1周目の第1ターンマークじゃ。
競艇では、スタート後に最初にターンするこの場所で、大きく順位が動くことがある。
内側のコースを走る艇は、外側の艇に比べてターンで走る距離を短くしやすい。
そのため、レースを見るときはスタートだけではなく、1周目の第1ターンマークで各艇がどう動くかにも注目してみよう!

「誰が先にターンするのか」「どの艇が内側を回るのか」を見ると、レースの展開がわかりやすくなるのじゃ。
1つの開催期間を「節」という
競艇では、レースが1日だけで終わるとは限らない。
複数日にわたって開催される場合、その開催期間全体を**「節(せつ)」**と呼ぶぞ。
節の中では、予選を行い、その成績などをもとに準優勝戦、優勝戦へと進む形が基本となる。
たとえば数日間にわたる開催なら、前半の日程で予選を行い、後半に準優勝戦や優勝戦が行われる、といった流れじゃ。


「この選手は今節好調」「今節の成績がいい」という言葉が出てきたら、その開催期間中の成績を指していると考えるとよいぞ。
競艇を予想するときは、開催何日目なのかもチェックしてみよう。
選手には4つの級別がある
競艇選手には、成績などをもとにしたA1・A2・B1・B2の4つの級別がある。
一般的にはA1級が最上位で、A2、B1、B2と続く。
級別は選手の実力を見るときのひとつの目安になるため、出走表を見るときにも確認してみよう。
ただし、「A1だから必ず1着」「B級だから弱い」と単純に考えるものではないぞ。
実際のレースでは、コース、モーター、スタート、当日の気象条件など、さまざまな要素が関係するからじゃ。


級別だけで予想を決めるのではなく、ほかのデータと組み合わせて見るのがポイントじゃ。
モーターは節ごとに抽選で決まる
競艇では、選手が使用するモーターがあらかじめ決まっている。
モーターは競艇場が管理しており、選手は開催前の抽選などによって使用するモーターが決まる。
そのため、同じ選手でも開催によって使用するモーターが変わることになるぞ。
さらに、選手は自分に割り当てられたモーターを整備して、性能を引き出していく。
だから競艇では、
選手の実力+モーターの状態
という考え方も重要になるのじゃ。

ここが競艇の予想を学ぶうえで重要なポイントじゃ。
競艇のコース取り・待機行動とは?
ここからは、競艇ならではのルールを見ていこう。
競艇では、スタートする前に艇が水面上を走りながらコース取りを行う。
このスタート前の動きを含む時間帯を**「待機行動」**と呼ぶぞ。
競馬などとは違い、競艇では「1号艇だから必ず1コース」と決まっているわけではない。
ここを知っているだけでも、スタート前の見方が大きく変わるぞ!
スタートコースは艇番どおりとは限らない
競艇では、艇番とスタートコースが一致するとは限らない。
たとえば、
- 1号艇→1コース
- 2号艇→2コース
- 3号艇→3コース
- 4号艇→4コース
- 5号艇→5コース
- 6号艇→6コース
という形なら、枠なり進入と呼ばれる。
しかし、外側の艇が内側のコースを取りに行くこともある。
これを**「前づけ」**というぞ。
つまり、5号艇や6号艇が4コースや3コースなどに入るケースもあるわけじゃ。


だから、「6号艇だから6コース」と決めつけてはいかん。
レース前の展示や進入隊形を確認することが大切なんじゃ。
「前づけ」は内側のコースを取りに行く動き
前づけとは、自分の艇番より内側のコースに入ろうとする動きのことじゃ。
競艇では内側のコースが重要になるため、選手が内側を取りに行くことでスタート前から駆け引きが生まれる。
ただし、前づけにはデメリットもある。
内側のコースを取りに行くと、そのぶんスタートまでの助走距離を十分に取れなくなる場合があるからじゃ。
つまり、
内側のコースを取るメリット
と
十分な助走距離を確保するメリット
のバランスを見る必要がある。

コースを取った結果、スタートでどのくらい助走距離を確保できるのか。ここまで考えるのがポイントじゃ。
待機行動にはルールがある
ピットアウトしてからスタートするまでの間、選手は自由に動き回っていいわけではない。
待機行動には、他艇の進路を妨害しないことなど、細かなルールが定められている。
たとえば、必要以上に艇を蛇行させたり、他艇の走行を妨げたりする行為は認められていない。
競艇のボートは通常の乗用車のようなブレーキがあるわけではないため、スタート前にも選手同士の細かな駆け引きが生まれるのじゃ。
回り直しという動きもある
スタート前に助走距離が短くなりすぎた場合などには、回り直しと呼ばれる動きが行われることがある。
簡単に言えば、いったん進入の流れから離れて、もう一度回って進入し直す動きじゃ。
ただし、初心者が最初から細かく覚える必要はない。
まずは、
「前づけをすると助走距離との兼ね合いがある」
ということを覚えておけば十分じゃぞ。
競艇のスタートにはどんなルールがある?
競艇のスタートは、競馬などとは少し違う。
競艇では、艇が完全に止まった状態からスタートするのではなく、**助走しながらスタートラインを通過する「フライングスタート方式」**が採用されている。
選手は大時計を見ながらタイミングを合わせてスタートするぞ。
フライングスタート方式とは?
フライングスタート方式とは、助走しながら決められたスタートタイミングに合わせてスタートラインを通過する方式じゃ。
選手はスタートラインに向かって加速しながら、大時計を確認してタイミングを合わせる。
ここで重要なのが、早すぎても遅すぎてもいけないということじゃ。


競艇のスタートは「早ければいい」のではなく、決められたタイミングに合わせる必要がある。
だからこそ、選手のスタート技術が重要になるんじゃ。
スタートが早すぎると「フライング」
大時計の基準よりも早くスタートラインを通過すると、**フライング(F)**となる。
スタートを攻めすぎると、このフライングのリスクが高くなる。
フライングをした艇は、そのレースでは欠場扱いとなり、舟券の取り扱いについても通常の的中・不的中とは異なる扱いになるぞ。
また、フライングには選手側にも罰則がある。
そのため、選手は「できるだけ早く」ではなく、フライングにならないギリギリのタイミングを狙う必要があるのじゃ。

ただし、過去のスタートタイミングだけで結果を決めつけるのではなく、コースや当日の状況と合わせて考えるのが大切じゃぞ。
スタートが遅すぎると「出遅れ」
逆に、決められた時間内にスタートラインを通過できなかった場合は、**出遅れ(L)**となる。
出遅れもレース結果に大きく影響するため、選手にとっては避けたいケースじゃ。
フライングと同様に、出遅れには選手側への罰則があり、舟券の取り扱いも通常のレースとは異なる。
初心者はまず、
早すぎる=フライング(F)
遅すぎる=出遅れ(L)
と覚えておけばよいぞ。
競艇のレース中にはどんなルールがある?
スタートが終わったら、いよいよレース本番じゃ。
レース中は各艇が全力で走るが、もちろん何をしてもいいわけではない。
基本となるのは、
他艇の走行を妨害しないこと
じゃ。
ここからは、レース中に起こることがある「不良航走」「妨害失格」「転覆・落水・沈没」などを見ていこう。
他艇の走りを妨害すると不良航走になる
競艇では、他艇の安全な走行を妨害するような危険な走りは禁止されている。
こうしたルールに違反した場合、不良航走として扱われることがあるぞ。
競艇では複数の艇が近い距離でターンするため、選手には高い操艇技術と安全な判断が求められる。


競艇は速さだけだけではなく、安全にレースを成立させることも重要なんじゃ。
だからこそ、危険な走行にはペナルティが設けられているぞ。
他艇を転覆させると妨害失格になることがある
レース中の走行によって他艇を転覆させるなど、重大な妨害につながった場合には、妨害失格となることがある。
ただし、実際の判定はそのときの状況によって行われる。
「艇が接触した=必ず妨害失格」というわけではないので注意しておこう。
競艇ではターン中などに艇同士が接近することもあるため、最終的にはレースの状況や審判による判定が重要になるぞ。
転覆・落水・沈没したら舟券はどうなる?
レース中に艇が転覆・落水・沈没した場合、その艇はレースを続けられなくなる。
ここで初心者が覚えておきたいのが、スタート後の事故と舟券の扱いじゃ。
フライングや出遅れなど、スタート前後の特定のケースでは舟券が返還される場合がある。
一方で、スタート後のレース中に転覆したからといって、その艇を買っていた舟券が自動的に返還されるわけではない。

舟券の返還条件は事故の種類や発生したタイミングによって異なるので、ここは注意しておこう。
事故艇があるときは走行にも制限がある
レース中に転覆などの事故が発生すると、残った艇は事故艇を避けて走行する必要がある。
そのため、事故が発生した場所によっては、それまでのレース展開とは違った状況になることもあるぞ。
初心者はまず、
「レース中に事故が起きると、その後の走りにも影響する」
と覚えておけば十分じゃ。
競艇の「暗黙のルール」や「選手道」とは?
ここまで説明してきたのは、競艇の公式なルールが中心じゃ。
一方で、競艇には選手同士の間で長く受け継がれてきた慣習や考え方もある。
これらは「選手道」などと呼ばれることがあるぞ。
ただし、ここは注意が必要じゃ。
公式ルールとして明文化されたものと、選手間の慣習は同じではない。
時代や状況によって考え方が変わることもあるため、「絶対に守られるルール」として覚えないようにしよう。
前づけと回り直しに関する慣習
前づけをした艇が、進入の結果を受けて回り直すことについては、選手間の慣習として語られることがある。
ただし、こうした部分は公式ルールだけではなく、実際のレースや選手間の慣習も関係する。
初心者のうちは、
「前づけをした場合、その後の進入がどうなるのかを見る」
くらいから始めるとよいじゃろう。
新人選手の進入にも注目
新人選手の進入についても、競艇にはさまざまな慣習がある。
新人選手がどのコースからスタートするのかは、レースごとのメンバーや状況によって変わるため、
「新人だから必ず6コース」
と決めつけるのは危険じゃ。
実際の進入は、出走表や展示などで確認するようにしよう。


競艇では「過去にこうだった」だけでなく、「今回のレースではどうなっているか」を確認することが大切なんじゃ。
艇同士が接触することもある
競艇では、ターン中などに艇同士が接近するため、接触が起こることもある。
ただし、接触したから必ず違反というわけでもなければ、接触があったから必ず問題がないというわけでもない。
危険な走行や妨害に当たるかどうかは、その状況を踏まえて判定される。
そのため初心者は、「接触=即失格」ではないと覚えておくとよいぞ。
競艇のルールを予想にどう活かす?
ここまでルールを覚えたら、次は「予想するときに何を見ればいいの?」という話じゃな。
ルールを知ることは、単にレースを理解するためだけではない。
レースを見るポイントを増やすことにもつながるぞ。
まずは進入コースを確認する
競艇では艇番とコースが一致しないことがある。
そのため、予想するときは出走表の艇番だけではなく、実際の進入がどうなりそうなのかを考えてみよう。
特に前づけしそうな艇がいる場合は、
- どの艇が内側を取りに行くのか
- 進入隊形がどうなりそうか
- 助走距離を確保できそうか
などを見るとよい。
スタートタイミングを確認する
次に見たいのがスタートじゃ。
選手の過去のスタートタイミングなどを確認し、
「この選手はスタートが得意なのか?」
を考えてみよう。
ただし、過去の数字がそのまま今回の結果になるわけではない。
コースやモーター、気象条件なども合わせて判断することが重要じゃぞ。
1周目の第1ターンマークを見る
最後に、実際のレースを見るときは1周目の第1ターンマークに注目してみよう。
スタートでどの艇が先行したのか。
その艇がどこを回るのか。
外側の艇がどのように攻めるのか。
こうした動きを見ることで、競艇のレース展開が少しずつ理解できるようになるぞ。

まずは「進入→スタート→1周目1マーク」の3つだけ追いかけてみよう。
これだけでも、競艇の見方はかなり変わってくるはずじゃ。
競艇のルール|よくある質問
ここからは、競艇初心者が疑問に思いやすいポイントをまとめておこう。
競艇の公式ルールはどこで確認できる?
競艇の細かなルールを確認したい場合は、BOAT RACEの公式サイトを確認するのがおすすめじゃ。
この記事では初心者向けに基本部分を説明しているが、細かな規定や最新のルールについては公式情報を確認するようにしよう。
競艇のルールは変更されることがある?
競艇のルールや制度は、時代に合わせて変更されることがある。
そのため、昔から競艇を見ている人の知識が、現在の制度と完全に一致するとは限らないぞ。
特に舟券の返還条件や選手の処分など、細かな制度について知りたい場合は、最新の公式情報を確認しておくと安心じゃ。
「艇番=コース」ではないの?
必ずしも一致するわけではないぞ。
艇番と同じコースに入る枠なり進入が基本となるケースが多い一方、前づけなどによって進入コースが変わる場合もある。
だからこそ、予想するときは実際の進入隊形を見ることが重要なんじゃ。
初心者は何から覚えればいい?
まずは次の3つで十分じゃ。
- 競艇は基本的に6艇で走る
- スタート前にコース取りがある
- スタート後は1周目1マークに注目する
この3つを意識しながらレースを見るだけでも、かなり理解しやすくなるぞ。
競艇の基本ルールまとめ
今回は、競艇の基本的なルールについて解説してきたぞ。
最後に、重要なポイントをもう一度確認しておこう。
この記事のおさらい
- 競艇は基本的に6艇でレースを行う
- スタート後はコースを3周してゴールする
- 複数日にわたる開催期間を「節」という
- 選手にはA1・A2・B1・B2の級別がある
- モーターは開催ごとに割り当てられる
- スタート前には待機行動とコース取りがある
- 艇番とスタートコースは必ずしも一致しない
- 内側のコースを取りに行く「前づけ」がある
- スタートはフライングスタート方式
- 早すぎるとフライング、遅すぎると出遅れになる
- レース中は他艇を妨害するような走行は禁止されている
- 公式ルールとは別に、選手間の慣習が語られることもある
競艇は、ただ「一番速い艇を当てる」だけの競技ではない。
スタート前の進入、スタートタイミング、1周目1マークの攻防など、見るポイントがたくさんあるのじゃ。

競艇を見るときは、最初から全部を理解しようとしなくても、
「進入→スタート→1周目1マーク」
の順番で見ていけばいいんですね。

まずはこの3つを意識してレースを見てみるのじゃ。
ルールがわかってくると、「なぜこの艇がこのコースに入ったのか」「なぜこのスタートになったのか」と考えられるようになってくる。
そこまで分かるようになれば、競艇観戦がもっと面白くなるぞ!
博士のひとこと
競艇のルールは、最初から全部覚える必要はないぞ。
まずは6艇で走ること、スタート前にコース取りがあること、フライングスタート方式であることを覚えておこう。
そして実際にレースを見るときは、
「進入はどうなった?」
↓
「スタートはどうだった?」
↓
「1周目1マークで誰が先に回った?」
この3つを確認してみるのじゃ。
ルールがわかれば、今まで何となく見ていたレースにも「なぜこの展開になったのか」という視点が生まれてくる。
それが、競艇予想を学ぶ第一歩じゃぞ!